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late February 2014

Standing on the salt desert of Kutch district, where the life of the people is largely connected with cattle industry and producing elaborated handicrafts and I had some opportunities to see a part of their life while being continually invited to their wonderfully fresh chai(milk tea). Pakistan lies just over this white sea, though the general border crossing has remained closed since the borderline was drawn in 1947 due to the political issue.

At dusk the smoky sky changed its color slowly into red and an impressive moment has come.

I still remember well my fingers on the shutter of the camera trembling with excitement. The reddish sky paying no notice to the existence of the “line” extended all around as if appealing something.



2月下旬


インドとパキスタンの間に広がる塩砂漠。
両国の分離独立以来、線が引かれその後国境はずっと閉ざされたまま。

地図2

グジャラート州全24の行政地区で最大のカッチ地方。
中南部には綿花、小麦畑が広がり、
その北方は塩砂漠となる大湿原まで広大な低木の乾燥した大地が続き、
首に銅鈴を吊るされた牛たちがカランコロンと音を立てながらのそのそと歩いている。

ダンディ牛追い2

牛世話

牛鈴2

この地を数多のチャイのお誘いを受けながら、そしてそれに素直に甘えながら走ってきた。
カッチの新鮮なミルクで作るチャイはお断りするにはあまりにも惜しすぎた。

道

チャイの人々

チャイ2

ラクダミルク2

あの村

牛やヤギなどの家畜を追い、半遊牧の暮らしをしている人々がカッチには多い。
彼らのうち教育を受けている人々はとても少ないけど、
彼らは経済的に貧しいわけではなく、むしろその暮らしぶりは豊かであるようだ。
家畜がもたらすミルクはビッグビジネスで、
コミュニティ毎に4WD車を所有し町にも頻繁に物の売買に出掛けている。

若い家畜おい

ミルクしぼり2

ミルクバイク運び2

ラクダ

その主な収入源である牧畜や農業の傍らで手工芸をするのがカッチに住む人々の伝統。
その工芸品のクオリティの高さは世界中に知られている。

機織2

ウィービング

鈴作り

女性たちが来ているミラーワーク刺繍が施された美しい衣装。
自分には見分けることは難しいけど、部族や宗教、カーストによってそれぞれデザインの違う衣装を着ていてまた着こなし方も違うというから面白い。

衣装おかあさん

2人

カッチは地震多発エリアで、最近では2001年の大地震で大被害を受けたくさんの人々が命を失った。場所により田舎なのに意外に新しい家や建物が多いことに気付く。
当時の地震で建物が崩壊したからだ。
カブラウ村にあるお寺で泊めてもらったときにスワミが言っていた。
「日本から救助隊が来て食糧やら毛布などの支援をしてくれた」
ここの寺もやはり新しかった。村では73人が地震で亡くなったそうだ。
スワミは泊めて頂いたお礼としてのドネーションも受け取ってくれなかった。

寺

寺部屋

僕は何もしてないけど、今回のことに限らず日本人であることで勝手に感謝されたり
イメージが良かったり、対応が好意的であったりすることは多い。
普段何人に見られようがあまり気にしないようにしているけど、
自分はこういうときだけ都合良く”日本人面”になっている気がする。

576人の死者を出したチョバリ村で食事に誘ってくれたマハバさん。
彼はお母さんをその地震で失った。落ちてきたコンクリの下敷きになったらしい。
1993年には高さ12mもの津波が村を襲いこれも大被害だったようだ。
チョバリ村は南方の海岸から100km近く内陸にある。
津波は南のカッチ湾方面からではなく北側の塩砂漠の方からやってきた。
この辺が最初よく理解できなかったけれど、地図をよく見るとカッチ最西部の町ラクパット沿いを流れる小川によりカッチ湾と塩砂漠が繋がっているのがわかる。
大湿原は夏のモンスーン時期に、海水で覆われる。
この海水が引けると後に塩分が残るというわけだ。

食事招待

地図

塩砂漠

塩砂漠

カッチには現在のパキスタンやその周辺の場所から移り住んできた人々が多く、
その顔立ちはインド北部の他の地区よりも、
さらに増してペルシア(イラン)寄りの人が多い気がした。
ということでやたら体の大きい美男とスラッとして端正な顔立ちの美女が多い。
彼らがこの地に来たのはインド・パキスタン分離独立のずっと前の話だろうから、
いきなり線が引かれて行き来できなくなるとはもちろん思いもしていなかったろうけど。

クール少年

ダンディーおっちゃん

因みにパンジャブ州のアムリトサル西部にある国境以外にも、
許可を得られればラージャスタン南部の国境から鉄道でのみパキスタンへの越境が可能。
ただこれは一般の事情で、向こうに家族でもいればもしかしたらそれほど困難なくカッチの国境でも越えられるのかもしれない。高価な刺繍にはパキスタン製の金糸が使われているようだったから。

金糸

夕暮れ時、乾期の平原に広がる白い海に辿り着いた。
空にはどんよりした曇がかかっている。
このまま日没かと思われたけど、
灰色の空はゆっくり赤色に染まっていき、やがて燃えるような鮮やかな色へ。

赤い空

インドとパキスタンの間に広がる塩砂漠。
両国の分離独立以来、線が引かれその後国境はずっと閉ざされたまま。

何かを訴えるように”線”の存在を無視して広がる赤い空。
シャッターボタンにかけた指が震えていたのを今でもよく覚えている。



@Allahabad・India



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hiromu jimbo

Author:hiromu jimbo
I'm in a challenge to cycle around the world
since May 2009,started from Istanbul,Turkey.
Motivation for this journey just comes from big curiosity about the world.I'd like to see and feel the ordinary life of the people living in defferent cultures.

2009年5月末イスタンブールより
自転車世界一周挑戦中です。
世界で起きていることへの大きな好奇心がペダルを回しています。その土地で生きる人の日常生活を見ていけたらと思います。

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