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2017年5月11日


先月、越冬生活を終え走り出しましたが、友人から引き受けた犬の世話で2週間ちょっと留守を預かり2匹のアラスカンハスキーとの同棲生活を送っておりました。

素敵な町に住まいを持ち、決められた日にゴミを出し、彼らのような立派な犬を連れ散歩に出る。そんな、僕にとって“非日常”なシティ・ライフはなかなかに悪くない時間でした。この町には昨夏から何度か来ていますが、汚い格好をしていつも外で適当に寝袋で寝ていたため、その生活とのギャップがなんだか滑稽で終始くすぐったく感じておりました。

当初、散歩道にあった雪も、次第に解けどろどろになり、今ではほぼすっかり乾いてしまいました。日当たりのよい南向きの原地ではちらほらクロッカスなどの花も咲き始めています。そんな変化と同じようにして自分自身も少しずつ彼らに慣れていった次第です。最初はパワフルな彼らに引っ張られてばかりで、向こうから人や他の犬が来ればその都度あたふたしておりましたので、ある程度、自信を持って彼らを連れて歩けるようになった今、わずかながら自身の成長を感じております。

犬の世話のポイントは、単に可愛がるだけではなく、ときに厳しくしっかり自分が主であるということを示すこと、またこちらの感情や想い、意図をエネルギーとして彼らに送って伝えることが大切なようです。育児というのも同じなんでしょうか。

シェパードとの雑種であるオスのK(13歳)はどっしりおっとりとしている愛らしいやつで、ハスキー犬のメスのN(8歳)はいつもなにかを企んでいて油断も隙もあったもんじゃない抜け目ないやつです。そんなふうにして、犬にも性格があり、いびきもかけば、くしゃみもし、ツメも伸びれば、同じものを食べているのにうん○が硬ければ柔らかい日もあり、歩かせ過ぎると疲れもします。そういう当たり前に思われるようなことでも犬を飼ったことがない男には「な~るほど」の連続でした。

そして、彼らと歩いていると、ひげを生やした無職のもっさいおじさんでも周りの人からまるで紳士のようによく扱ってもらえるのがちょっとおもしろく、大きな「な~るほど」でもありました。人様の犬ですが、人を惹きつけるスター性のある自慢の家族でした。

春は毛が抜ける時期で、日々彼らの体から毛がもっさり抜け落ちています。餌を食べさせ、共に歩き、いつも隣で寝ていた彼らともお別れです。責任を果たせた安堵感に加え、面倒な感情まで持ってしまった感が否めません。主の帰宅に彼らは自分のことなど瞬時に忘れてしまうのでしょうが、こちらは自分の衣類に絡みついた彼らの毛を見るたびに、彼らの顔が浮かんできそうです。


フェアな話じゃないですよね、これは。
日常生活に戻って、せっせと自分の世話をしたいと思います。

yukon river

dam on the river



@Whitehorse/Canada
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hiromu jimbo

Author:hiromu jimbo
I'm in a challenge to cycle around the world
since May 2009,started from Istanbul,Turkey.
Motivation for this journey just comes from big curiosity about the world.I'd like to see and feel the ordinary life of the people living in defferent cultures.

2009年5月末イスタンブールより
自転車世界一周挑戦中です。
世界で起きていることへの大きな好奇心がペダルを回しています。その土地で生きる人の日常生活を見ていけたらと思います。

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