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30th May 2016

I can’t know how many hills with a number of sheep grazing on its steep slope I needed to cycle over in these countries while always keeping my attention to the sky where dark grumpy clouds coming close from miles and miles away at quite a speed. Then shortly after a shower or sometimes even a storm, colorful natural arches often appeared and soon disappeared. Does anyone in his or her life have a miracle to see as many as four those arches in a day? It happened to me. Just amazing!

Now I’m proudly leaving Europe for the next stage across the Atlantic. Thanks and greetings to all my friends from the United Kingdom, the land of sheep under rainbows performed by truly changeable weather.

hill and sheep

rainbow


どうも毎度のこと大変お久しぶりです。オランダから北海を渡りイギリスを旅していました。噂に聞く変わりやすい天気への対応に日々苦労させられましたが、それが故に滞在中実に20本もの虹を拝んでしまうというなかなか素敵な環境に身を置くことができました。同時進行だった約2ヶ月に及ぶアメリカビザ申請および取得の一連の作業に縛られた中での走行となりましたが、つい先日ようやくビザを取得しましてめでたくアラスカへの道が開けました。ということでいよいよ北米に舞台を移します。頂いたスコティッシュウィスキーが効いていて酔っ払っております。空港にちゃんとたどり着けるんでしょうか。それではいってきます。

羊と虹の王国イギリスより。    
        
                             2016年5月30日
                             facebook 投稿挨拶


love

flower

a rainbow in london

red deers

london

bagpipe

orkney

flags

wales

cw

busstop

glencoe

tr

blue morning

give way

shell

gl

ab

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sheeeep

rainbow2

skye

usa

nok

gns

bus stop

emerald

bike trek

shetland

rainbow3

mask boy

rainbow4

bridge camp

uchujin

rainbow5

sea and sheep

shet bird

lunch time



4月1日。桜咲くロンドンを発ちテムズ川に沿って向かったのは北。

北を目指したのはそのずっと先に雄大な自然が広がるスコットランドがあるからなんだけれども、もう少し突き詰めていうと、ネス湖に棲むネッシーにどうしても会いたかったから。

nessie

いやいや決してそういうわけではなく、インドからの道程を振り返るのにもっとも相応しい場所を探していた自分を惹きつけたブリテン島最北端・ダネットヘッド(Dunnet Head)まで行きたかったからだった。

5月9日夕刻。不安定な天候がずっと続いていたけど、この日は嘘のような晴天に恵まれた。海の向こうにはオークニー諸島がはっきりと見える。先端特有の風もこの日は穏やかに吹いていた。

dunnet head

短い達成感の後にすぐ思ったことは、喜望峰に着いたときとまったく同じだった。
またこれが新たな旅の“始まり”だということ。

sunset at dh





と、いうことでカナダはブリティシュコロンビア州のバンクーバーに無事着いています。
新たなステージへの出発となった5月30日は自分の旅の7周年の記念日でした。

徹夜してその日の朝を迎え、目を擦りながら下りてきたアンドリューが車で送ってくれました。ロンドン滞在中ありがたいことにずっと彼らのシェアハウスの屋根裏部屋に泊めてもらっていました。最寄の駅までという話だったんですが、どうも方向が違うなと思って訊ねると“すぐそこだから”と約50kmも離れた空港まで送ってくれました。彼のさりげない静かな優しさに心から温められました。アンドリューはパミール高原にあるムルガブという町で交差し、2晩の束の間の休足と凍てつく寒さを分かち合った自転車仲間です。ロンドンのみならずイギリス滞在2ヶ月を通して彼には本当にお世話になりました。

with Andrew

cheers

爆睡を企んでいた空の旅でしたがたやすく寝させてはもらえませんでした。雲の上から窓越しに見えたグリーンランド周辺の氷や雪を被ったカナディアンロッキーの姿に興奮してしまい目が覚めてしまったのです。

何度もトイレに席を立ちました。その多くは生理的な理由ではなくトイレ前にある窓からの景色を求めてのことです。オンラインでのプリチェックイン時に通路側の席を選んでしまいました。この絶景の大西洋横断フライトで通路側を選ぶとは人生最大級の過ちでした。困ったもので僕は小便が近いのです。

空港のベンチで1泊したあと、組み立てた自転車のサドルやブレーキを微調整しながら町に向かいました。イギリスでの左側走行から右側に変わったためちょっと戸惑いました。山と海が雄大で自然のスケールのでかさに、早くも驚きの連続でした。


まず購入したのは地図。それを広げてあれこれルートについて考えていました。まだ6月ではありますが、走れる季節が限られているエリアなので、ここから北上そして南下というルートを描いている自分はかなり急ぎで回る必要があります。

そもそもなぜアラスカではなくバンクーバー・インにしたのかというとアメリカビザが取れるか否か分からなかったからです。安い航空券で飛ぶには早めにチケットを確保する必要がありました。ロンドンのガトウィック空港からバンクーバーの国際空港までAir Transatの直行便で片道205GBP(約32,000円)。カナダも片道チケットでは入国が厳しいようなので満を持して往復で購入したため410GBPかかっています。ちなみに自転車は別で20GBP、超過分の荷物は65GBPで計85GBP(約13,000円)を当日追加で支払っています。

実際は出国チケットの提示は求められませんでしたし敢えて提示もしませんでしたが、パスポートにたくさんのイスラミックな国々のスタンプがあるため、バンクーバーの入国検査で係員にパスポートを見せた瞬間、“オーマイガッ”とわかりやすい反応をされ別室に呼ばれ入念に調査をうけました。旅への理解を得られたあと銀行の残高証明の提示を求められました。時間はかかりましたが、復路チケット必要なかったかもなぁとちょっと思いました。でもこればっかりはなんともいえません。

ただこの復路チケットはアメリカ(アラスカ)への越境時の手っ取り早い出国証明にはなってくれるので、全く無駄というものにはなりません。

ここ最近は自転車整備フライト準備などでバッタバタでしたが、いよいよアメリカ大陸走行のスタートラインに立つことができました。新たな大きな冒険に今乗り出します。

vancouver


@Vancouver・Canada
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2016年1月11日


続いていきます。輪周記史上2連投なんて初めてなんじゃないでしょうか。


現在はリトアニアを出国しポーランドに入って南下途中です。ほんと年末年始にいきなり寒くなったもんだから気温の変化に適応するのにあたふたしてしまいました。いろいろと荷物もさらに増えてしまいました。ありがたいことにリトアニアにはSenukaiというカインズホームやコーナンのようなお店がありまして、下記のようなさらなる防寒対策に向けた装備をささっと安価で整えることができました。リトアニア国内の大きな町にはだいたいSenukaiはあるみたいです。必要が生じたときに装備が購入できるというのは大変助かります。やはりヨーロッパ、地の利ってやつですね。

初走りの前やここまでの道中に準備したものを挙げてみると、まず防寒でテントの下に敷くグラウンドシートの下にさらにビニールシートを。テント内の銀マットも2重に。もう1枚モンベルのコンパクトマットを持ってるので3重にもできます。でもそれは雨でマットが濡れているときなどを除いて僕は完全に枕として使っています。絶妙の高さと弾力で長年快眠を安定提供してくれてきたものでこれが頭の下にないともうしっくりこないもんで。また相棒を霜まみれに放置するのも気の毒なので何年かぶりにカバーを被せるようになりました。地ならしに雪かき用スコップも運んでいます。全長90cmくらいあるんですが組み立て式でコンパクトに持ち運べるものです。

forest camp

水は液体のままでは持ち運びができません。すぐカッチカチに凍ります。サーモポットがなかったので年末は雪を熱して水にしていました。しかし困ったことに極寒にもかかわらず雪が少ないため雪集めに難儀し新年を迎えたところでとうとうサーモポットを1本購入しました。その後すぐ1本が2本になり、ここに着いてから3本目も購入したところです。これで雪が十分なくとも計2.5リットルの水をキープできることになります。体を洗うのはもちろんのこと拭いたりなどもしたいとも思わない寒さなので、これだけあれば夕食とコーヒーやお茶2~3杯分のほか湯たんぽ用の水も確保できます。

flow of ice

温度計も頂き物のSUUNTOの優れものをベラルーシで失って(肌身離さず使っているフロントバッグにぶら下げていたものなのでおそらくホルダー部が外れて落ちてしまったんだと思っているんですが)しまったので新しいものを用意しました。それも数日の使用で誤って踏み潰して壊してしまいまた買い直しました。今は外気温用とテント内室温用と2つ所持しています。そうそう、ペグを打つために手のひらサイズの石もバッグに入っています。通常は野営地周辺に転がっている石を探せばいいんですが、石が地面にくっついて凍って取れないからです。その石でもペグが入らないほど凍結しているようなら軽く穴を掘ってペグを雪で埋めています。

freezing air

19

年末の出来事を反省しまして、年明け以降は人様に迷惑かけないようおとなしく雪上で夜を越しています。相変わらず積雪は少ないです。深さのない浅いものですが雪の上で寝てるわけだから体感温度は気温(テント内の室温より)よりももちろん低くなります。これはもう耐えるしかありません。この凍てつく寒空の下 ”Go away” だけはもう勘弁ですから。

front of frozen lake


reindeer

カウナスを出てからここに着くまで間5泊しましたが、正直たった5泊のキャンプで心身ともにかなり辛かったですし、装備品に関してはボロボロという感じです。気温は毎日-16度以下まで下がりました。

wind guard

frypan

防寒に対する自分の知恵不足に加え、いくら着込んでも寝袋や衣類の質の問題がどうしてもあるので、自分の装備ではこの寒さになるとまともには眠ることができません。またキエフで再会したケイさんユキさんペアがもらせてくれたホッカイロはとてもよく働いてくれ大変助かりました。寝付けるところまではいかないのですが耐え切れうる夜になります。やはり背中に貼るのがベストでした。パッケージには就寝時に使用しないようにと書いてあったので良い子のみなさんはマネしないようにお願いします。

kairo

装備品がボロボロになるというのは、キャンプ期間中テントも寝袋も濡れたままというか軽く凍ったままということです。これは製品の品質保持に良いわけがありません。フライシートはとくにパリパリになって設営時は割れてしまいそうでいつも不安になります。結露が凍ってくれるのはぽたぽた垂れてくるよりも不快感がなくて良いんですが、やはり朝方のテント内はその影響もありさらに凍てつきテント内気温と外気温との差が夜に比べ小さくなっている気がします。朝が来ようが昼が来ようが太陽が雲間から多少出てこようが気温は常にマイナスなので一度凍ってしまうともう解凍できません。これは寒気が来る前も同じように悩んでおりました。気温が多少あったとしてもヨーロッパの冬はまともに日が出ることがほとんどないので結露で濡れたテントや寝袋を乾かすことができません。濡れた家、濡れた毛布に包まることが不快であるのは言うまでもありません。

frozen tent

frozen dewfall

一昨年の11月、“晩秋”のタジキスタン・パミール高原を走っていたときも同じような寒さでまともに眠れた日は少なかったですが、朝が来て日が出れば割りと温かくなりますし風もあり乾燥しているのでテントも乾かせだいたい毎日しっかりと装備の”リセット”ができていました。ただその風のおかげでパミールは大変なんですけども。それに対してこちらの湿った冬はリセットされることなく日ごとに装備品が弱っていく感じです。このように今僕が闘っているのは、痛寒い低気温よりも実はヨーロッパのどんよりして湿った冬の天候自体だったりします。もちろん辛いんですが、その中を少しずつ進んでいくのがやはり面白いわけで。

coldest night

食材については水分を含むものはみんな凍ります。野菜、ハム、チーズだいたいのものは凍っても切れるので調理すれば問題ないんですが、たとえば冷凍みかんとなったみかんは果たして切れるのかというのは試しませんでした。切れたとしてもそんなもの食べたくないですしね。パンはシャリシャリしておいしくなくなるし、ケチャップもシャーベットになっています。

cooking

お腹をすっきりさせたあとは水ではなく雪で後始末をしています。水よりも全然気持ちよいということがわかりました。共感してもらえる人が誰かいればうれしいです。そしてもう一つすごい発見をしてしまいました。外気温が-20度まで下がった日、コルゲート(歯磨き粉)が押し出せなくなりました。-16度でもすでにほぼ凍っているんですが、-18でもそして-19度でもそれをなんとか押し出すことはできていました。-20度だと自分の場合テント内は-15とか-16度になっているので、どうやらその辺がコルゲートが押し出せないほどに完全に凍ってしまう温度といってよさそうです。ちなみにコルゲートが凍ろうとも雪粉で十分磨けますので何の心配もありません。このおよそ誰の役にも立たない発見は機会を待っていずれ学会で発表したいと思っています。

-20
-20℃ /around 17:30 on 4th Jan near Radziunai village, Lithuania

colgate

まだまだ寒さ厳しい冬は続きますが、いろんな特質を持った寒さを経験することで、今年予定している北米やいつかたどり着く南米のパタゴニアまたはその他の地で厳しい冬を迎えることになっても物怖じせず対処できるようになりたいので貴重な体験の中にいると思います。パミールでは外気温を測る余裕がほとんどなかったけど、ヨーロッパではしっかりこうやって気温の記録をマメにつけていきます。現状の自分の装備でどれだけ耐えられるのか実体験をとおして数値とともに把握しておくことでその記録を今後に活かすことができるようになります。キャンプに正しい方法なんてものはないので自分で体験してより快適に感じる方法を見つけていけばいいわけなんですね。

white

road

ということで今年はいよいよアメリカ大陸に突入します。ヨーロッパが終わったらアラスカに飛ぶ予定です。次の年越しはアメリカ合衆国本土で迎えることになると思います。昨年イランでの新年挨拶で“アフリカ再上陸を目標に”と書きましたがアフリカ行きは中東や北アフリカの治安情勢から次第に気持ちが離れていき春先あたりからヨーロッパ後のアラスカ入りを考えるようになっていました。

そんな折、先月ウクライナのキエフの古着屋で防寒着を探していた際、店の壁に掛けられていたMcKINLEY(マッキンリー)と書かれたジャケットに出会いました。マッキンリーはアラスカに聳える北米最高峰の山です。知りませんでしたが昨年途中に名前がデナリに変わったそうですね。破れ汚れも特になくサイズも大きめで重ね着を考えるとちょうど欲しいサイズでした。なにか山神様に呼ばれているいるような気になってしまって自分の色ではなかったんですが購入しました。サラームアレイコムなタタール人のオーナーが少し割り引いてくれました。このマッキンリーくん改めデナリくんとともにアラスカに渡ります。お守りとして熊除けくらいにはなってくれるんじゃないかと期待しています。

baby face

今日はテント入口部のジッパーの滑りを良くし、ジッパーを開閉するたびに広がっていた穴も塞ぎました。先週は古いチューブで泥除けも作りました。ジョージアで出会ったヒロキさんに習ってから裁縫技術が格段に向上しました。ちなみに彼はとても天邪鬼な男です。

hole

fixed

どろよけ

今年は新年挨拶が長くなりました。つまらんことをたくさん書いて失礼しました。
出発準備が整いましたので南下を続けます。今年も宜しくお願いします。


@Bialystok・Poland
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hiromu jimbo

Author:hiromu jimbo
I'm in a challenge to cycle around the world
since May 2009,started from Istanbul,Turkey.
Motivation for this journey just comes from big curiosity about the world.I'd like to see and feel the ordinary life of the people living in defferent cultures.

2009年5月末イスタンブールより
自転車世界一周挑戦中です。
世界で起きていることへの大きな好奇心がペダルを回しています。その土地で生きる人の日常生活を見ていけたらと思います。

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my journey
*special thanks to sekiji-san

distance:
68,781km (May09-May14)
32,052km (July2014- )

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